2016年08月24日付

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車で交差点を通過中、すれ違ったトラック。運転手が指を差して安全確認をしているのを見掛けた。会社ぐるみで取り組んでいるのだろうか。一般道では交差点も多いし、車や歩行者の有無にかかわらず励行しているようなので頭が下がる▼「指差呼称」などと呼ばれる危険予知活動の一環で、作業対象、標識、信号、計器類に指差しを行い、その名称や状態を声に出して確認する。一連の動作によって脳が活発に動き、思考が前向きな状態に上がり、緊張感、集中力を高める効果があるという(厚労省「職場のあんぜんサイト」)▼以前、長野県のドライバーは方向指示器を出すタイミングが遅いと聞いたことがある。根拠は定かではないし、異論はあるかもしれないが、自分の運転がどう見られているか省みるのは意義深い▼日本自動車連盟(JAF)が行ったアンケート調査では、自分が住む都道府県の交通マナーについて「とても悪い」「悪い」と回答した人の比率が長野県は34・6%で47都道府県で26番目だった。平均が38・3%だから良い方と言えるか。もっとも全国の約4割の人は交通マナーが悪いと感じているということであり、真摯に受け止めるべきだろう▼夏休みが終わり、朝夕に子どもの姿を見掛けるようになった。一層の安全運転が求められる。指差し確認は難しいが、せめて心の中では「ヨシッ」と気を引き締めてハンドルを握りたい。

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