燃やすごみ3割減 岡谷市が有料化10年間検証

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岡谷市は2010年度の家庭ごみ有料化から10年間の検証結果をまとめた。年間の燃やすごみ量は有料化前の09年度が1万1207トンだったのに対し、10年間の平均は7555トン。32.6%の減少につながった。市民1人1日当たりのごみ排出量も09年度の577グラムに対し、10年度以降は400グラム前後を推移しており、市環境課は「ごみ減量への効果が十分にあった」と評価している。

有料化制度導入から10年の節目を機に、ごみの減量や資源物の分別収集、ごみ処理費用などの状況を振り返り、市民や関係団体の意見も聞いて検証結果をまとめた。

これによると年間の燃やすごみ量は10年度以降7194~8048トンの間を推移。19年度も7296トンにとどまっている。人口減少の影響も考えられるが、市民1人1日当たりのごみ排出量も有料化に伴う急減後、ほぼ横ばいで推移しており、ごみの排出抑制につながっている。

埋め立てごみは09年度が年間252トンだったのに対し、18年度は125トンと半減。有料化と併せて始めたその他プラスチックの分別収集など資源化の取り組みも進み、同課は「燃やすごみが減少し、リサイクルの流れが確立された」と評価している。

一方、分別のルールを守らない違反ごみの状況は直近の3年間で17年度が5112件、18年度が4388件、19年度が3666件となり、毎年700件余り減少。分別に対する規範意識の高まりがうかがえる。

同課は「市民一人一人がごみの減量化、リサイクルの推進に協力してくれたことで現在の成果に至った」と感謝。今後もこの傾向を維持していくために「改めてごみの減量化に目を向けてもらえるように、市民向けのPRを行っていきたい」としている。

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