色鮮やか鏝絵 原村郷土館土蔵に設置

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土蔵の壁に鏝絵を設置する下平さん親子=原村郷土館

土蔵の壁に鏝絵を設置する下平さん親子=原村郷土館

原村の村郷土館で23日、2枚の鏝絵が敷地内の土蔵に設置された。白く殺風景だった壁が、色鮮やかな色彩が施された鏝絵で彩られ、作業を見物していた観光客や地元住民からは「とてもすてき」との声が上がっていた。

郷土館の土蔵は、かつて村役場の書庫として使われていたもの。八ケ岳山麓周辺は土蔵に付けられる、しっくいのレリーフ「鏝絵」の文化が受け継がれているが、同館の土蔵には鏝絵がなかったため、村教育委員会が文化の継承と紹介を目的に設置を進めていた。

鏝絵は「恵比寿大黒」「宝づくし」の2枚で、大きさはそれぞれ直径約60センチ。茅野市玉川の左官職人、下平悟さん(44)が約1カ月かけて製作。設置作業は左官職人の父・武さん(74)との親子二人で行った。

土蔵南側の壁には「恵比寿大黒」、北側は「宝づくし」を設置。いずれも高さ5~6メートルの位置に、落ちないようしっかりと固定した。悟さんは「設置してみるまで出来栄えは分からなかったが、まずまずの出来でほっとしている」と話していた。

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