防災行政無線デジタルに 諏訪市

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諏訪市は、市民に緊急の情報などを音声で伝える防災行政無線をアナログ式からデジタル式に変える。現行の設備は総務省の改正無線設備規則では2022年に使用期限を迎えるため、デジタル化して災害への備えを強化する。今年度から2年かけて工事し、17年度中の完了、稼働を目指している。

市危機管理室によると、防災行政無線(同報系)は1996年に設置した。現在は親局の市役所から全ての82カ所の子局に送信しているが、デジタル波は障害物があると届かない特性があるため、電波を1回中継する再送信子局を2カ所、さらにもう1回中継する再々送信子局を1カ所設ける方針。

再送信子局2カ所のうち1カ所は豊田小学校の予定。既存の子局にアンテナを取り付けて霧ケ峰方面をカバーする。もう1カ所は有賀峠頂上付近に新設し、そこから板沢に置く再々送信子局を介して板沢、上野、覗石、後山地区をカバーする計画。有賀峠と板沢には屋外スピーカーも設ける。

屋外スピーカーを備える子局は、諏訪湖畔公園(湖岸通り)、諏訪中央公園(豊田)、中沖公園(沖田町)の3カ所に新設する。危機管理室は「住宅や施設ができた場所など現行設備を導入した20年前から環境が変化した地域に子局を増やしたい」とする。

屋外スピーカーは全て交換する。性能向上を踏まえて13カ所は減らすため、子局は合計74カ所となる方針。

併せて移動系の防災行政無線を導入する。市役所を基地局として半固定型の無線20台を広域避難所や諏訪消防署などに設け、車載型の無線30台を市の公用車に設置する。携帯型の無線55台を配備する。

整備工事費などは約7億7000万円を見込む。起債で対応し、うち7割は交付税算定の対象になる。

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