地域課題への対応策検討 諏理大で公開発表会

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コロナ禍の中での地域課題の解決策をオンライン上で発表する学生

公立諏訪東京理科大学(茅野市豊平)で9日、コロナ禍の中で起きた問題の対応策を考案する授業「地域連携課題演習」の公開発表会が動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」であった。2年生326人が4分野32チームに分かれ、地域への調査を通じて対応策を検討。代表の8チームが学習成果を発表した。

同演習は、先端技術を活用した社会課題の解決を目的に工学と経営学の融合を図った授業。今年度は「コロナ時代に対応せよ~技術で新しい生活様式をサポート~」をテーマに、観光・公共交通、商業、事業全般、地域コミュニティーの4分野に分け、コロナ時代に対応するアイデアを提案した。授業は10月から完全リモートで実施。発表は1チーム10分の持ち時間で行い、教員と学生の投票による審査もあった。

公共交通機関での顔認証システムを利用した電子決済と観光地の発信についてまとめた班は、白樺湖への訪問を通じ、観光地への公共交通利用者が少ないことを課題に挙げた。自作した顔認証アプリケーションの成果を報告。茅野市が実証運行中の「のらざあ」については、若年層の利用普及のためにプリペイド方式の導入などを提案した。

VR(仮想現実)を用いた新たな観光情報システムでは、360度映像に観光地の情報や動画などのさまざまな情報を載せることを提案。このほか、買い占め予測、オンライン試着、飲食店における「3密」対策などの工夫を凝らしたアイデアが披露された。

顔認証決済について提案した機械工学科の安藤航洋さん(20)は「授業課題を通して多くの人と触れ合ういい経験になったと思う。より勉強し、自分たちにしか作れないものを作ってみたい」と話していた。

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