ワーケーション整備の補助申請好調 茅野市

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茅野市の補助金を活用して整備したチェルトの森のコワーキングスペース。多様な働き方を提供する取り組みが別荘地などで進んでいる

茅野市が仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」の推進へビジネスに利用可能な宿泊施設や空き家・空き別荘などを貸し出す事業者を対象にした補助制度が好調だ。施設改修費などの助成へ今年度新設した制度で、昨年末までに20件の申請があり、2000万円の予算額はほぼいっぱいに。観光地や別荘地の施設を使ったり、個人が空き物件を利用したりとさまざまな活用が期待される。

コロナ禍でテレワークを導入する事業所が増える中、日常の職場とは異なる環境で行う会議「オフサイトミーティング」やワーケーションなど多様な働き方に対応するのが狙いだ。

補助制度を活用して「鹿島リゾート蓼科高原チェルトの森」(豊平)は昨年11月、管理事務所併設の旧売店を改装してコワーキングスペースを開設。シェアデスク14席、個室ブース2室などを整備した。車山エリアではスキー場近くの拠点と周辺ペンションの計6施設が申請。日中は広いスペースのスキー場近くの拠点で、夜間は宿泊先ペンションで仕事をするといった連携を視野に入れる。

他にも個人事業者が空きペンションや空き住宅の活用を目指す動きも出ている。

市商工課は「民間のコワーキングスペースと連携し、市街地でも別荘地でもワーケーションが可能な環境が面的に整備されてきているのではないか」と話している。

「ワーケーション等サービス環境整備支援事業」の補助は無線LAN「Wi-Fi」や備品の整備費、施設改修費などが対象。補助率2分の1で上限100万円を助成し、感染症の影響で一定期間の売り上げが減少している事業者は補助率が上がる。

市はワーケーション促進へ民間事業者と連携して「ワーケーション推進連絡会(仮称)」の設置を予定している。今月下旬をめどに初会合を開く計画で、会員事業所を募集している。同課は「多様な働き方に対応する事業者と連携し、地域を一体的に発信したい」としている。

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