感染防止徹底を 飲食店に諏訪市と県呼び掛け

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飲食店の店主に感染防止対策の徹底を呼び掛ける県と市の職員=15日夜、諏訪市大手

飲食店の店主に感染防止対策の徹底を呼び掛ける県と市の職員=15日夜、諏訪市大手

諏訪圏域に県の「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」が発出されて初の週末を迎えるのを前に、諏訪市と県諏訪地域振興局は15日夜、JR上諏訪駅周辺の飲食店約170店舗を職員が訪問し、感染防止対策の再確認と徹底を呼び掛けた。

諏訪圏域では4~13日の直近10日間で37人の新規感染者が確認され、人口10万人当たりで19・25人に上昇した。県は11日に諏訪圏域の感染警戒レベルを「4」に引き上げ、「特別警報Ⅰ」を発出。さらに、14日には全県に医療非常事態宣言を出している。

飲食店への協力要請は、諏訪市対策本部の方針に基づいて実施した。事業者の声を直接聞き、緊急経済対策などに反映する狙いもある。市商工課と同振興局総務管理課からそれぞれ5人の職員が参加し、市と県の2人一組で各店舗を訪問。飲食店の感染症対策の指針となるガイドラインや金子ゆかり市長のメッセージ、県の啓発チラシを配布し、「感染防止にご協力を」などとアピールした。

諏訪市大手の居酒屋「ろばた焼き伊呂波」はカウンター席を9席から5席に減らし、座敷席の定員も半分程度にしている。アクリル板を設置し、アルコール消毒など感染症対策を徹底しているが、相次ぐ忘新年会のキャンセルもあり、売り上げは前年の半分以下に落ち込んでいるという。

同店を営む小泉親彦さん(75)は、市内飲食店約300店でつくる諏訪市飲食店組合連合会の会長でもある。閉店を真剣に考える会員が出始めたといい、「みんな何とか頑張ってしのいでいるのが現状。感染状況が落ち着いた時には力強い支援をお願いしたい」と訴えていた。

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