地元産間伐材で遊具 高遠町山室の下鳥さん

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竹やカラマツの間伐材で作った遊具

地域林業の活性化に取り組む伊那市地域おこし協力隊の下鳥大輔さん(39)=同市高遠町山室=が、地元山室産の間伐材を活用して遊具を作った。森林資源を生かしたまちづくりを進める市の「50年の森林ビジョン」に基づく活動で、使い道に困っていた竹とカラマツを使用。ブランコや綱渡り、はしご登りなどを楽しめる遊具が完成した。

竹を三角錐状に組んで支柱を三つ作り、三角錐上部の頂点を竹3本で連結した構造。ロープでつるしたブランコをこぐと、竹がギシギシと音を立ててしなり、下鳥さんは「この不安定さがいいね。公共の遊具にはないスリルを感じてほしい」と話す。

遊具は自宅前の田んぼに作り、完成後は下鳥さんの息子の藁弥ちゃん(5)や近所の子どもらが遊んでいる。子どもははしごを登ったり、三角錐状に組んだ竹の間にわらを敷いて寝床を作ったりと好きなように遊具を満喫。藁弥ちゃんはわらの上に座り、「わらをいっぱい入れちゃった。ふかふか」とにっこり笑った。

それぞれの遊び方で遊具を楽しむ姿を見守り、「子どもの遊び方は大人が考える斜め上をいくね」と笑みをこぼした下鳥さん。カラマツは平らな板に加工し、並べてデッキのようなスペースを作った。「伊那には森と関わり、山と共存する暮らしがある。木を間伐し、喜んでもらえる何かを新たに生む関係が当たりに続いてほしい」と願った。

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