昭和初期のたたずまい 富士見駅前に簡易宿所

LINEで送る
Pocket

昭和初期のたたずまいを生かした宿所「ゲストハウス賀来」と賀来寿彦さん

昭和初期の料亭のたたずまいを生かした簡易宿所「ゲストハウス賀来(からい)」が今月、富士見町のJR富士見駅前に本格オープンした。近年、駅前の老舗旅館の相次ぐ廃業で、宿泊場所を求める声の高まりに応えて、元ホテル支配人の賀来寿彦さん(48)=同町桜ケ丘=が開業した。安価で気軽な素泊まりのほか、仕事の打ち合わせや観光客の休憩、学生の待ち合わせなどにも提供。「町内の観光、商業、交通をつなぎ、富士見の歴史を伝える場となって地元に貢献したい」(賀来さん)としている。

施設は木造2階建て、約200平方メートル。1931~32(昭和6~7)年ごろの築と伝わる。富士見区七十五年史によると同所は元料理亭。1階は天井や梁(はり)、欄間など当時のままの材を生かした共有リビングにし、2階は県産の木材を多用してモダン和風の雰囲気に改装。全5室、定員16人の客室にした。

「昭和初期にタイムスリップしたような感覚と、自宅にいるようなくつろぎを楽しんでほしい」と賀来さん。飲食は駅周辺の店を利用してもらい、「日帰りを宿泊へと来町者の富士見での滞留時間を延ばし、駅周辺を起点に町内観光を楽しんでもらえるつながりが生めたら」とする。

宿泊料は1泊4500円(税別)。予約・問い合わせはゲストハウス賀来(電話0266・63・1342)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP