2021年1月21日付

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人と人との距離を広げたとされる新型コロナウイルスだが、こうした状況下でも意外と好調なのが、結婚相談などの出会い支援業だという▼県の研修などで講師も務める成婚サポーター松川友哉さんによると、拠点とする下伊那郡泰阜村の結婚相談所はオンラインお見合いを導入したところ、半年で前年度1年間のお見合い件数を上回り、北海道の人と成婚した例も。距離や時間を超えるインターネットの特性が成果を上げている▼石川県かほく市の自動車専用道路・のと里山海道にある道の駅高松の食堂で、駒ケ根ソースかつ丼が人気を集めている。同市と友好都市提携を結ぶ駒ケ根市の魅力を紹介しようと、積極的に交流事業に参加してきた店長が「何かできないか」と売り出した。予想以上の反響にメニューの定番化も検討しているという▼市職員同士でも、駒ケ根産のリンゴやかほく産のサツマイモ「かほっくり」など、農産物を取り寄せ合い支援する取り組みも活発化しているそうだ。20日には駒ケ根市内の小中学校で、かほっくりのほか、やはり友好都市の静岡県磐田市などから「天竜川上流の環境保全へのお礼」として届けられた「感謝米」を使った給食の提供も始まった▼今年は直接会えないからこそ、年賀状で思いを届けたいという人が増えたとの報道にも触れた。顔を合わせずとも深まる絆があることを、さまざまな工夫から教わっている。

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