講演会オンライン配信開始 工業メッセ実行委

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諏訪圏工業メッセのホームページで配信が始まったオンライン講演会

県内最大の工業見本市「諏訪圏工業メッセ」の実行委員会は20日、記念講演会のオンライン配信を始めた。大手自動車メーカーのマツダ(広島県)元専務で、現在は技術支援会社「ISIDエンジニアリング」(東京都)特別顧問の羽山信宏さんが講師を務め、「いま求められているのは、知っている技術を集めるものづくりではない。知らない世界への挑戦こそが宝の山なのでは」と語った。

羽山さんはマツダのエンジン「スカイ」の開発秘話を伝えながら、エンジニアの熱意を開発に向かわせるために取り入れた手法などを紹介した。自動車のエンジンは空気と燃料で生まれた熱エネルギーのおよそ35%で運動エネルギーを生み出しており、65%は活用されていないため、「スカイ」はこの65%を少しでも活用する挑戦だったという。

その上で「日本のものづくりは、今ある技術の精度を高め、集めて、それによって性能を高めることが限界に来ている」と語った。エンジニアの性分として「知らない世界に挑戦することこそが一番の喜びなのでは」とも話した。

工業メッセについても言及し「諏訪地域は土地柄も人柄も素晴らしい。だが、はっきり言って諏訪が見えない。諏訪のものづくりにはこんな思いがあるという目標が見える必要がある。目標を共有し、共感して生まれるエネルギーは計り知れない。諏訪は何にこだわっているのかを示す動きが生まれることが諏訪のものづくりの発展になるのでは」とアドバイスを送った。

視聴は同メッセのホームページ(https://suwamesse.jp/)で。配信は2月5日まで。

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