諏訪市「保育環境の最適化」8割が賛成

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諏訪市は、公立保育園の適正規模や適正配置、民営化の方向性を示した「ひろがる笑顔ゆめ保育所プラン(笑顔プラン)」について、昨年11月に開いた地区懇談会で実施したアンケート結果をまとめた。少子化や保育ニーズの多様化に対応するため、保育園の再編整備などで保育環境を最適化していくことについては、「賛成」が79%に上った。ただ、慎重意見や反対意見もあるため、市は地域や保護者、保育関係者と丁寧な対話を重ねながら、具体像を提示するとしている。

懇談会は昨年3月策定の笑顔プランを説明するため、地区単位に6会場で計7回開き、区長と民生児童委員、市議、保護者会役員を中心に112人が出席した。アンケートは笑顔プランの理解度や保育最適化の推進、適正規模、適正配置、民間活力活用について尋ね、109人(97.3%)から回答を得た。

保育環境の最適化推進については「趣旨には賛成」が70%、「おおいに賛成」が9%。人口減少や人手不足への対応、保育士の労働環境改善につながると理解を示した。

一方、「どちらとも言えない」が16%、「反対」は2.8%だった。統廃合による合理化や民営化、地域から保育園がなくなることへの不安の声が寄せられた。女性活躍社会を見据え、母親の意見を聞いてほしいという要望もあった。

このほか、適正規模と適正配置については「妥当」が全体の半数程度に上った。一方、民間活力活用は「どちらとも言えない」が31%、「活用が望ましい」は27%、「慎重に検討」が25%で、意見が割れる結果となっている。

笑顔プランは少子化や保育ニーズの多様化、施設の老朽化に対応し、保育の適正規模と保育所の適正配置、民間活力の活用を進め、子どもが健やかに育ち合う保育・幼児教育環境の実現を目指す。統廃合や民営化の具体案は示していないが、市は小学校区単位を「子どもの生活圏」として、地域住民と保育最適化に向けた議論を進めたい考え。

市こども課は「プランの趣旨はご理解いただいたと思う。若い人の意見を聞いてほしいという声もあった。要望があれば個別の説明や意見交換の場を設けていきたい」と話す。近く広報すわにプランの概要と、よくある質問への回答を掲載する予定だ。

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