ネパール経験人生に影響 3人がパネルトーク

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駒ケ根市の中学生海外派遣事業について話す、事業参加を経験した3人

国際協力機構(JICA)海外協力隊ネパール派遣50周年記念トークイベント「わたしがネパールで見つけたもの」が23日、駒ケ根市地域交流センターで開かれた。同市の中学生海外派遣交流事業でネパールを訪れた経験のある3人が、パネルトークを通じて現地での体験で感じたことや帰国後の進路決定などへの影響などについて話した。

青年海外協力隊や、シニアボランティアなどでネパールでボランティア活動をした人たちでつくる協力隊ネパール会が企画した。

ネパールへの中学生海外派遣事業はJICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所のあるまちとして1994年度に開始。国際友好都市提携をしているポカラ市などに中学2年生を派遣しており、現地ではホームステイや学校訪問、青年海外協力隊の活動視察などを行っている。今年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け中止した。

パネルトークには1996年度派遣の会社員小川まどかさんと、2017年度派遣の高校2年生三ツ井葉留さんが会場に訪れた。12年度参加の大学4年生眞島宗一郎さんはオンラインで参加した。いずれも中学生の時期に異文化や多様な価値観に触れたことが進学や就職、将来への考え方などに影響したとし、「自分の意思を育てることにつながった」「海外への関心が高まると同時に、地元の良さを改めて知る機会になった」などと話した。

小川さんは地元の国際交流事業に参加しながら、18年度からは青年海外協力隊として再びネパールで活動。今後について「協力隊に参加し、地元に協力隊の施設がある優位性を再認識した。協力隊を生かせる環境をつくっていきたい」と意欲を示した。

国際教養科のある高校への進学を経て大学でも英米文化を学び、地元就職を決めたという眞島さんは「海外派遣で人と接することが楽しくなった。駒ケ根に戻ったらネパールとの交流事業に積極的に参加し、多くの人を巻き込みたい」。三ツ井さんは「事業参加の際に目標に掲げた多くの人と仲良くなること、関わることに近づくためには、自分から行動を起こすことが大切だと学んだ。これからも多くの価値観に触れ、夢に向かって一歩を踏み出したい」と力強く話していた。

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