草木染の手ぬぐい完成 富士見の赤とんぼ

LINEで送る
Pocket

富士見町の赤とんぼが販売を始めた手作りの草木染手ぬぐい

富士見町社会福祉協議会が運営する障がい者のための地域活動支援センター・赤とんぼが昨年から始めた草木染の初商品となる手ぬぐいが完成し、販売を始めた。施設の利用者とスタッフ、地域のボランティアメンバーが力を合わせ、試作と失敗を重ねた作品。税込み550円で販売し、「1枚として同じ色、デザインがない個性、自然の色の味わいを楽しんでもらえたら」(同センター)としている。

施設内で全工程を手掛けた初のオリジナル商品。染色は下処理から完成まで工程が多く、「利用者個々の技能を生かして作業に関われる」として活動に取り入れた。当初、自己流で試行錯誤の苦労していたところ、町内の染色愛好家、北門伸子さん(72)とボランティアの人たちが協力の手を差し伸べ、職員たちもコツをつかんで腕を上げた。

「こういう柄にしたい、と絞りを入れても期待通りには染まらなかったり、逆に偶然で味のあるデザインになったりする意外性も楽しい」と職員。利用者もそれぞれに完成のイメージを膨らませて楽しみながら取り組んでいるという。

手ぬぐいは縦約32センチ、横約91センチで、初の商品は藍、クチナシの実、ヒメジオンの3種類。中でもヒメジオンは地域で除草に苦慮する外来植物で、染色材料に活用して環境保全にもなれば―とする。1枚として同じ色、デザインはなく、柔らかな色と風合いが魅力的な品になった。

利用者の1人、折井政智さん(32)は「かわいらしい商品になった。お客さんに手に取ってもらえたら」と話し、販売にも張り切っている。

問い合わせは同センター(電話0266・61・2310)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP