諏訪市 緊急経済対策第8弾を発表

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諏訪市の金子ゆかり市長は25日、市役所で記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策の第8弾を発表した。ワクチン接種の体制整備をはじめ、感染拡大の「第3波」で深刻な影響を受けている飲食店を支援するクーポン券発行、制度融資の期間延長、観光施設の温泉料金減免など5事業に計9845万円を計上した。事業費を盛った今年度一般会計補正予算案を2月1日の市議会臨時会に提出する。

ワクチンに関しては承認後の速やかな接種開始に備え、クーポン券の印刷と発送、相談体制の整備などに約6000万円を盛った。接種方法や会場は諏訪赤十字病院と市医師会と協議中だが、市民は公共施設で集団接種を行う方向だ。クーポン券の発送は高齢者が3月、高齢者以外が4月以降になる予定。対象は16歳以上の4万人程度を見込む。

飲食店向けの「テイクアウト&デリバリー・サポーターズクーポン事業」は、登録店舗で持ち帰りや出前・宅配用のメニューを購入した利用者に対し、500円ごとに次回以降利用可能な200円分のクーポン券を配布する。市は4万枚(800万円分)発行する計画で、議会議決後、登録店舗を募集し、準備ができ次第開始する。登録店舗は100店舗程度を見込む。

また、感染縮小時の実施に備え、宿泊業や運輸業(タクシー)などを加えて300店舗規模に拡大する「家庭DE行こう諏訪の店・スマイルクーポン事業」を準備する。1000円の飲食ごとに300円分のクーポン券を配布する計画で、5万枚(1500万円分)を発行する予定だ。

さらに、緊急経営対策資金と緊急経営借換資金の期間を6カ月延長し、9月30日(実行分)までとする。「Go To トラベル」の休止や緊急事態宣言で観光客が激減している観光施設に対しては、8日の緊急事態宣言から1カ月分の温泉料金と下水道使用料を減免し、固定費の軽減を図る。

他方、新規事業や新分野への展開を図る事業者も増加しているため、「新技術・新製品開発費補助金」に700万円を追加する。13件分の補助を予定している。
 
金子市長は「大きな影響を受けている業界の窮状と要望を加味してまとめた。市民の命はもとより、経済を下支えし、雇用や暮らしを守るための施策を講じる」と話した。

第1弾から第8弾までの緊急経済対策の総額は65億3507万円になる。

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