高遠城址公園さくら祭り 実施の方向で検討

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伊那市は26日の市議会全員協議会で、昨年、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した同市高遠町の「高遠城址公園さくら祭り」について、実施する方向で検討していることを明らかにした。例年通りのスケジュールで準備を進める考えだが、感染拡大が続いている状況も考慮。全国や県内の感染状況を注視しながら3月上旬ごろに最終判断する方針だ。

同公園は約1500本のタカトオコヒガンザクラが植わり、「天下第一の桜」と称される桜の名所。見頃は4月上旬~中旬で、例年約20万人の観桜客が訪れる。さくら祭りは観桜期に合わせて毎年4月1~30日に開かれ、桜の咲き始め(開花宣言翌日)から散り終わりまでが有料入園期間とされている。

市は新型コロナ感染拡大を受けて昨年3月、「来園者や市民の健康と安全を最優先に考える」(白鳥孝市長)として祭りの中止を決定。公園を閉鎖し、来園や周辺での花見の自粛も呼び掛けた。

今年のさくら祭りについては、正式決定されていないものの、既にアルバイトの募集が行われていたり、ポスターが作製されたりしている。この日の全協では祭りの開催の可否について質問が出され、竹村和弘商工観光部長は「鋭意検討しているところ」としつつ、「現時点では実施の方向で準備を進めている」と明らかにした。

ただ、「第3波」と言われる感染拡大が続いていることを踏まえ、「長野県、首都圏、中京圏それぞれにおける新規感染者の発生状況を注視していかなければならない。それによって適宜適切に判断する」とし、「3月上旬あたりには判断していきたい」との方針を示した。

開催する場合には来場者に手指の消毒を求めたり、飲食を制限したりするなどの感染防止対策を徹底する考えで、「さまざまな制約を行いながらも、できるだけ実施する方向で検討していきたい」(竹村部長)とした。

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