思いを込めた芸術作品 伊那西高「フェス」

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生徒たちの思いが詰まった多彩な作品がそろう伊那西高の「芸術フェスティバル」=かんてんぱぱホール

伊那西高校(伊那市)の「芸術フェスティバル」が29日、同市西春近のかんてんぱぱホールで始まる。コロナ禍で各種コンクールや展覧会が相次いで中止となる中でも、クラブ活動を中心に創作を続けてきた144人の力作314点を展示。思いを込めて仕上げた絵画や書、工芸作品などを飾り、来場を呼び掛けている。2月1日まで。

同校によると、昨春の休校に伴い、クラブ活動は例年より2カ月遅れで本格化。県展や学校文化祭の一般公開が中止になるなど、生徒は発表の場を失ってきたという。今年で14回目となるフェスは、多くの新作を出品。美術や書道、折り紙工芸、写真、家庭科、マルチメディアの6クラブに加え、選択授業で取り組んだ作品を集めた。

書道クラブは、中国古典の臨書や創作など多彩。コロナ禍をテーマにした共同作品もあり、世の中への嘆きと未来に向けた希望をしたため、強調したい言葉に鮮やかな色を使ってちりばめながら、力強い作品に仕立てている。同クラブ長で2年の生徒は「みんなを元気づけたいとの気持ちを込めた」と話す。

美術クラブは、アクリル画と油彩画を飾る。蛾をモチーフにした一枚は、白く浮かび上がる羽の模様にフクロウの目が描かれ、独特な色使いが目を引く。同クラブ長で1年の生徒は「活動時間が少ない中でも、集中して作品と向き合い、描き込んできた。それぞれの表現方法の違いにも注目してほしい」としている。

会場では感染防止のため、茶華道クラブのお点前披露、来場者への茶の振る舞いを取りやめる。入場無料。開場時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同校(電話0265・72・4091)へ。

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