地域住民とオンラインで百人一首 長谷中

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オンラインの百人一首大会で交流する長谷中の生徒と地域住民ら=長谷中学校

伊那市長谷中学校と市社会福祉協議会は29日、地域住民との交流活動「長谷の縁側」の一環で、オンラインの百人一首大会を同校など長谷地区内4カ所で行った。中学校と市社協が共催するオンラインの交流活動は市内では初めて。全校生徒33人と地域住民ら約40人が各会場に分かれて熱戦を繰り広げ、モニターを介して親睦を深めた。

「長谷の縁側」は2017年から始まり、新型コロナウイルスの影響による昨年5月の休校時を除いて毎月行っている。コロナ禍の今年度は屋外で交流を続けてきたが、恒例の百人一首大会は屋内で実施。市社協の協力でオンラインでの開催にこぎ着けた。

中継はウェブ会議システム「Zoom」を使い、同校と市の地域交流の場「まちの縁側」として登録する事業所計3カ所をつないだ。このほか、個人宅から5人が参加した。

百人一首の札は25枚に減らし、読み手は2年の久保田翔英さん(14)が務めた。同校では生徒が学年別の7グループに分かれ、一喜一憂しながら夢中で札を取り合った。各会場の優勝者をモニター越しにたたえ合った。大会前には地域住民に向けた合唱やダンスのビデオ上映もあった。

札を11枚集めて1学年を制した和栗美羽さん(13)は「たくさん練習したので優勝できてうれしい。地域の人と一つになって百人一首を楽しめたと感じた」と笑顔。飲食店の蔵ZENから参加した中山善治さん(64)は「中学生は上の句を聞いただけで札を取っていて驚いた。こんなに楽しい体験ができるとは思わなかった」と声を弾ませた。

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