茅野市美術館 地域ゆかりの5人の作品展

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5人の作家の彫刻や写真、書が展示されている茅野市美術館の収蔵作品展

茅野市美術館は、今年度第4期の収蔵作品展「生の流れ-そのつながり」を開いている。諏訪地域にゆかりのある彫刻家や書家、写真家の5人の約30点を展示。人物や動物などを題材にした作品が並び、「多様な『生』を表現した作品を見てほしい」と話している。3月25日まで。

彫刻は蓼科にアトリエを構えた富永直樹さん(故人)や諏訪市出身の立川義明さん(同)、茅野市出身の藤森民雄さんの作品を取り上げている。富永さんはラグビー選手、愛らしい猫といった「生」を感じさせる作品や、蓼科で描いたスケッチを展示。母子が戯れる像などを飾った立川さんはデッサンも置き、制作過程の雰囲気を感じることができる。藤森さんは素焼きのテラコッタ3点を展示している。

書家で原村出身の津金孝邦さんは、童謡「春が来た」の歌詞をしたためた隣に「はな」と大書した作品などを飾った。写真家で岡谷市出身の中村梧郎さんは、ベトナム戦争後に現地で撮影した写真を展示。脳や腕などに先天的な障がいを負った子どもたちの姿を通して戦争のもたらす深い傷を見詰めている。

2020年の開館40周年の節目に合わせ、これまで同館の企画展で特集した作家を再度紹介する機会にした。同館は「日常とは違う場所で作家のイメージを感じてもらえれば」としている。火曜定休(火曜が祝日の場合はその翌日)、観覧無料。

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