梅林堂の「すわの仲間たち」 6市町村そろう

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諏訪6市町村を菓子で表現した「すわの仲間たち」をPRするプロジェクトメンバー=30日、茅野市豊平のヌーベル梅林堂茅野店

和洋菓子製造販売のヌーベル梅林堂(本店・岡谷市)が手掛ける菓子シリーズ「すわの仲間たち」に、富士見町と原村を題材にした二つの新商品が加わり、30日、同社4店舗で販売が始まった。富士見版は富士見高校の生徒が育てたトマト、原版は特産セロリを材料に使用。マスコットキャラクターをかたどったもなかの皮で包んだ。店頭には諏訪地方6市町村の菓子が”そろい踏み”。諏訪の土産品としても売り出していく。

同社の代表銘菓でも用いるくるみキャラメルと白あんがベースで、富士見版は、トマト「フルティカ」をジュースにして練り込んだ。もなかはシリーズ唯一の紅白2色。町のキャラ「すずちゃん」の顔をしたトマト、町花スズランを表と裏にデザインする。

原版のもなかには、諏訪地方を代表するゆるキャラのセロリンを起用した。商品開発を担当した同社製造課主任の中村太軌さんは「材料としてセロリは難題だったが、試行錯誤の末、程よい風味を出すことができた」。ともに住民や農家、高校生らと一緒につくり上げた菓子で、「達成感でいっぱい」と充実した表情を浮かべる。

同シリーズは、県内で2010年に開催された大型観光企画を前に、諏訪地方観光連盟から「諏訪を題材にした菓子」の開発依頼を受けたことが発端。縄文のビーナスをモチーフにした茅野版を皮切りに岡谷版、下諏訪版、諏訪版を14年にかけて商品化した。

昨年1月に6市町村に広げるプロジェクトが始動。中村文明社長は、「すわの仲間たち」が本当の 意味で完成したことを喜び、企画調整を担った小口正史さん=下諏訪町=をはじめ、プロジェクトメンバーの協力に感謝。「このお菓子には地域の歴史や思いが詰まっている」と強調する。

6市町村いずれの菓子も1個150円(税抜き)。6個入り、12個入りの詰め合わせもある。6市町村の自慢や見どころを掲載したパンフレットも制作中で、4月中旬ごろから詰め合わせ商品に入れるという。

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