ジビエ事例に学ぶ 茅野市で事業者セミナー

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調達や調理、加工など一連の流れを通してジビエについて学んだセミナー

茅野市内の4金融機関で構成する同市金融団は1日、新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける飲食業や観光業を中心に支援する初のセミナー「『美味しさ』で地域ブランドを創る!」を同市のマリオローヤル会館で開いた。市内外から50人余が参加。八ケ岳山麓で普及を進めるジビエ(野生鳥獣の食肉)の活用をテーマに食材の調達や調理、加工などに関わる4人から話を聞き、新たな商品開発やサービスのヒントにしてもらった。

コロナ後も見据え、地域特性を生かした活性化の一助になればと企画した。基本調理の講師を務めたオーベルジュ・エスポワール(茅野市)の藤木徳彦オーナーシェフは、ジビエが浸透するには「おいしさ」が生命線とし、味が良くて安全に提供できる肉の加熱条件を伝授。普及には「関わる人みんながもうかる仕組みをどうつくるのかが大事」と述べた。

レストランピーター(同市)のハム・ソーセージ職人の坂本育也さんは、試食品を提供しながら食肉加工技術を伝えた。
 
食材調達については信州富士見高原ファーム(富士見町)の戸井口裕貴さんが同社の食肉処理施設での処理工程に触れながら、2019年に取得した農林水産省の「国産ジビエ認証」について説明した。日本ジビエ振興協会の鮎澤廉常務理事は鳥取県などが取り組むジビエ振興の事例を紹介した。

市金融団を代表してあいさつした八十二銀行の伊原淳一茅野支店長は「金融団が持つネットワークで皆さんを応援したい。人のつながりや持っている技術を共有し、新しい商売やサービスにつながることを期待したい」と述べた。金融団は3月中旬にもセミナーを計画している。

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