勇気と元気届ける弁当 福祉喫茶バンビーニ

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弁当メニューの提供に向けて試作を重ねる「BAMBINI(バンビーニ)」の利用者や指導員ら

茅野市塚原の「ゆいわーく茅野」内で、軽食や飲み物を提供している福祉喫茶「BAMBINI(バンビーニ)」が弁当メニューの開発を進めている。感染症の影響で売り上げが落ち込むなか、障がいを持つスタッフと指導員らで話し合いを重ね、弁当のテークアウト(持ち帰り)や配達で地域にも貢献していこうと始動。医療従事者へ無料で配ることも計画する。「コロナ禍の社会でも障がい者が頑張っている姿を届けたい」と意欲的だ。

バンビーニは、T&H合同会社障がい者就労継続支援A型事業所パストーレ(同市塚原)が運営する。昨年4月にオープンしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施設利用の停止で、初日に営業しただけで休業に。6月中旬から再開し、原料にこだわったコーヒーや紅茶、カレーやうどんといった軽食、障がい者就労支援施設の焼き菓子などを提供してきた。

常連客らの応援がいまも支えになっているが、昨年暮れからの感染再拡大で売り上げは減少。だが、後ろ向きにならないことを誓い合い、弁当販売を新たに加えて自分たちの笑顔や働く姿も届けようと思い立った。

1食500~800円で数種類を提供したい考え。具材たっぷりで栄養バランスの取れた弁当を目指す。2日はゆいわーく茅野でカレイの煮つけときのこ汁を試作。調理を担当する女性は「カフェと弁当の試作を(平行して)行うのは大変ですが、新しい挑戦なので楽しい」。パストーレの高本忠志施設長は「障がい者の自信にもつながる。弁当で多くの人に勇気と元気を届けられたら」と話す。

市内の医療機関には弁当を無料で届け、最前線で対応に当たる医療従事者への感謝を伝えたいという。

バンビーニの営業時間は午前9時半~午後4時(土日曜日・祝日休み)。今月下旬から弁当を販売できるよう試作と改良を重ねていく。

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