漬物販売「若葉の会」  新メンバー迎え活気

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ベテランの技も学んだ、人気商品の福神漬け「福美人」の仕込み作業

30年ほど前から漬物を手作りして販売している飯島町の農村女性グループ「若葉の会」が今年、新たなメンバー4人を迎えた。昨年は3人で活動するなど会の存続も危ぶまれたが心機一転、伝統のおふくろの味を次代につなごうと、活気に包まれている。

同会はJA生活班の有志7、8人ほどで発足し、野菜の栽培から漬物加工、販売まですべてを協力。福神漬けの「福美人」など7種類の漬物を手作りし、年間4000袋を周辺の道の駅やJA直売所に出荷し、町の特産品として人気を集めている。

だが、近年は高齢化などにより会員の減少が深刻化。米山照子代表(67)=本郷第六=は「1年ほど前は、本当に会を終わりにしようと思っていた」と振り返る。

昨年、荒川みずきさん(43)=北梅戸=が加入。今年に入り、森岡久子さん(71)=南町=、山岸清子さん(70)=同=、小林史子さん(45)=岩間=、伊澤由気さん=北町=が加わった。

町役場の加工室を作業場にしており、1月25日もメンバー全員が集合。福神漬けの仕込みを行い、ビーツを使って無添加で色付けしたさくら漬けの漬かり具合を味見しながらチェックした。

作業の合間の休憩時間は、メンバーが持ち寄った自家製漬物で団らん。和気あいあいの雰囲気で新加入の4人もすぐに溶け込み、「ベテランの皆さんに教えてもらえてうれしい」と意欲をにじませた。

発足当初からの唯一のメンバー、木下愛子さん(85)=高尾=は「みんなとこうして話ができることが楽しい」と笑顔。”後輩”を温かく迎えた荒川さんは「漬物はすごい手間が掛かるのに、みんな当たり前のようにやっている。新しい仲間とも協力して、新たな販売方法やレシピも考えたいですね」と目を細めた。

会としてのグループ活動は月1回程度。今後も新規会員を募る。米山代表は「漬物が主だけど、コミュニケーションを大切に楽しい会にしていきたい。みんなが知恵を出し合って、若い人たちに伝統の味を引き継いでいければ」と期待する。

問い合わせは、町魅力デザイン係(電話0265・86・3111)へ。

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