諏訪市の「すわ泊御宿割」 1ヵ月で利用1割

LINEで送る
Pocket

諏訪市が県民の宿泊料金を1泊2000円割り引く誘客支援事業「おいでなして!すわ泊御宿割」は、事業のスタートから1カ月が経過した。市内30施設で御宿割を利用した人は1942人で、予算計上した2万泊分に占める利用率は9.71%。県民の宿泊者数が前年同月比で40%にとどまる中、約5割が御宿割を利用している。観光関係者は「今は感染を抑えることが誘客対策」とし、春休みの旅行機運の高まりに期待を寄せている。

御宿割は、新型コロナウイルスの影響を受けている宿泊施設を支援する緊急経済対策で、県民限定で料金を1人当たり1泊2000円(上限2泊)割り引く内容。1月5日から始まり、市内の登録30施設で計2万泊分を提供する。

事務局の諏訪湖温泉旅館組合によると、利用者数の推移は1月5~15日が1101人、16~31日が841人。仕事などによる宿泊が多いという。ただ、併用可能な国の観光支援策「GoToトラベル」の一時停止措置(12月28日~3月7日)に加え、県内の感染拡大もあってキャンセルが相次いだ。現在は、主要施設の半数程度が休館を余儀なくされている。

同市は、看護師の助言で宿泊施設の感染症対策を強化する事業も行っていて、大半の施設が安全・安心の基準を満たしている。市観光課は「宿泊施設は万全の対策を講じてお客さまをお待ちしている。感染状況が落ち着き、旅行の需要が出てくることを期待したい」と話す。苦境が続く宿泊施設への支援は「諏訪湖温泉旅館組合から要望を受けている。情報収集を続けながら追加の支援を検討したい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP