JR岡谷駅に観光案内所設置へ 市観光協会

LINEで送る
Pocket

岡谷市観光協会が観光案内所の設置を計画しているJR岡谷駅の一画

岡谷市観光協会は2021年度、JR岡谷駅構内に観光案内所の設置を計画している。これまで駅前の再開発ビル「ララオカヤ」内にある市役所駅前出張所で観光案内の業務も兼務していたが、観光に特化した案内所の整備は初めて。岡谷を中心としたサイクルツーリズムやワーケーションの拠点施設としての機能も備え、交流・関係人口の創出を図っていく。21年度市一般会計予算案に関連の事業費616万円を計上している。

観光案内所の設置はスポーツと観光を融合させたスポーツツーリズムと、新しい働き方に対応した「ワーケーション受け入れ促進事業」を誘客の柱にした「『岡谷へ行こう』関係人口等創出・拡大事業」の一環。岡谷を中心に自転車で市内や諏訪湖周、近隣地域を巡るサイクルツーリズムを推進し、出張先でもリモートワークができる環境を整えることでビジネスマンを観光戦略の対象に取り込む。
 
市はスポーツツーリズムの一環で今年度、同市出身の自転車冒険家、小口良平さん(40)=辰野町宮木=の協力を得て市内でのサイクルツーリズムを紹介する動画を作成。観光スポットや自然、食文化などの魅力を発信している。21年度は小口さんによるサイクリングツアーを実施するほか、岡谷、塩尻、辰野の2市1町でつくる塩嶺王城観光開発協議会と連携し、広域的なサイクリングコース作りにも取り組んでいく。

観光案内所では従来の業務に加え、岡谷駅を中心としたサイクリングコースを案内し、新たに電動アシスト付き自転車(eバイク)10台を導入して貸し出しも行う。ビジネスマン向けには小型で持ち運び可能なWiFi(ワイファイ)通信端末の貸し出しも行い、リモートワークに適した市内のスポットを紹介。「おかやの魅力体験事業」として宿泊や食事、レンタカー代の補助もある。

案内所は駅舎の一画(85平方メートル)を借りて整備する予定。夏以降の開設を目指す。市商業観光課は「拠点を設けることで観光客にいろんな情報を発信できる。ウィズコロナ時代の旅や新しい働き方も提案できれば」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP