富士見高原ファーム 農水省の優良活動表彰

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受賞に当たり活動への支援に感謝する戸井口裕貴さん(左)と荻原宏一さん

富士見町とその近辺で捕獲した鹿の精肉をブランド化して全国に販売普及する信州富士見高原ファーム(同町、戸井口裕代表)が、農林業の獣害抑止とジビエ食文化の振興へ貢献したとして農林水産省の今年度の「鳥獣対策優良活動表彰」で農村振興局長賞を受賞した。

地域の鳥獣対策推進を目的に2009年度から毎年、全国の活動団体、個人から表彰し、今年は農林水産大臣賞に2個人・団体、振興局長賞に6個人・団体が選ばれた。県内での表彰は同ファームのみ。

同ファームは町内の猟友会有志が13年に設立した。捕獲時の個体から精肉、出荷まで明確な品質、衛生管理に徹して安心、安全を売りとした「富士見産ジビエ」のブランド化に成功。近年は全国の同業施設と連携して大手外食チェーン店へも販路を広げて消費を促進し、骨や角など食肉以外の部位の用途拡大にも努めている。また、調理師専門学校の授業受け入れや他施設の認証取得の支援にも当たり、国内のジビエ食の普及にも力を尽くしている。表彰はこれらの取り組み実績が評価された。

ファームを運営する戸井口裕貴さん(40)と、荻原宏一さん(31)は受賞について「捕獲してくれる猟友会員や連携する日本ジビエ振興協会、取引先業者、店舗、消費者など多くの皆さんの支えあってこそ」と深く感謝。「消費者の目に見える形での安心・安全の体制を今後も磨き、当初から目標にする残さゼロを目指してさらに有効活用の道を広げたい」と話している。

今年度は表彰式は行わず、17日付で表彰状が伝達授与される。

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