日本童画大賞の絵本 バジとあかいボール発刊

LINEで送る
Pocket

フレーベル館から発刊された日本童画大賞受賞作「バジとあかいボール」

岡谷市とイルフ童画館が2019年度に開いた第10回武井武雄記念日本童画大賞の絵本部門で大賞を受賞した作品「バジとあかいボール」(松丘コウ)が、絵本としてフレーベル館から発刊された。全国の書店をはじめ、イルフ童画館ミュージアムショップなどで販売している。

作者は松丘コウ(受賞時のペンネームは、しらとりぷい)さん。第35回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞を受賞。作品に「ぴのちゃんとさむさむねこ」(BL出版)がある。「バジとあかいボール」は2作目の絵本出版で、編集者のアドバイスを受け、受賞作の物語は変えずに絵を分かりやすく描き直し、発刊に至ったという。

同作は、魔法の道具を手に入れながらも使わず、苦手なことから逃げずに頑張って成長する子牛のバジの物語。かわいらしい動物たちが登場し、色鉛筆で描かれた原画の美しさが生かされている。

イルフ童画館では「子どもから大人まで楽しめる良い本が出来上がった」とし、「逃げずに苦手なことに向き合う主人公の姿は、乗り越える勇気を与えてくれる。美しい絵と物語を楽しんで」と呼び掛けている。

日本童画大賞は岡谷市出身の童画家、武井武雄の精神を継承する作家の発掘を目指して、1999年から隔年で実施。第9回から、絵本部門大賞受賞作はフレーベル館からの出版が確約されている。

「バジとあかいボール」は27センチ×21センチ、32ページ。1冊1300円(税別)。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP