2021年2月12日付

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経済や暮らしに大きな影響をもたらしている感染症の流行。住民たちの文化芸術活動にも例外なく、影を落としている。だが、顔を合わせた交流はできなくても「何かできることはないか」と活動継続を模索する人も多い▼3月3日の「桃の節句」に合わせ茅野市民館の行事「アート楽しみ隊」では、つるし飾りの展示を企画した。親子らに参加してほしいけど、集まって製作するのはまだ無理。だったら手作りして持ち寄ってもらおうと、館の市民サポーターが準備し1年2カ月ぶりに行事が復活する▼多くの人に体験してほしいと、作り方を伝える動画作成を思い立った。折り紙や紙皿、紙コップ、ペットボトルなどを使った9種の飾りを紹介。「いろいろ考えればやれることがあると気付いた」と企画の中心になった女性。つるし飾りは17日まで募集し、20日から展示する▼つるし飾りは、諏訪市の商業ビル「アーク諏訪」でも女性たちが並べている。伊那市高遠町の市民俗資料館ではひな人形展を開催中。同じくひな人形を飾っている諏訪市図書館では、担当者がファンのプロ野球チームの雑誌のミニ版を作って内裏びなに持たせているという▼どの会場も季節感を楽しんでほしいとの思いを感じさせる。感染症対策ではワクチン接種の準備が続いているようだ。対策に明るい道筋が描けるかどうか。それまでは創意工夫で日々を何とか乗り切りたい。

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