新型コロナ 県内の新たな感染者ゼロ

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県内では11日、新型コロナウイルスの新たな感染者の発表がなかった。発表者数がゼロとなるのは昨年11月5日以来で約3カ月ぶり。同11月ごろ始まった感染「第3波」は、年末年始の往来や会食などにより急拡大し、1週間の新規感染者が400人を超えた期間も。直近では今月9日までの1週間で31人(人口10万人当たり1.52人)と大幅に減少している。県は、この状況を継続するため「気を緩めず予防に努めてほしい」と呼び掛けている。

1月は第1、2波を含めて最大の山場になった。7日には1日当たり最多の79人の感染が発表され、11日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者はピークとなる21.05人に達した。感染者向け病床の「実質使用率」は17日に最高の62.3%となり逼迫。県は「医療非常事態宣言」を14日~2月3日に出し、高齢者らに不要不急の外出自粛などを求める対応を迫られた。

その後、新規感染者は徐々に減少し、2月4日以降は1桁の発表者数が続き、11日にゼロとなった。10日に非公開で開かれた県の専門家懇談会では、委員から「(第3波は)終息しつつある状況ではないか」との発言もあったという。

だが直近では、県外で感染したとみられる県内居住の20代男性から英国で報告された変異ウイルスが確認された。県は「感染性が高いと言われているが、基本的な予防策は変わらない。冷静に対応を」と呼び掛けているが、変異株の存在やワクチン接種の課題など不安要素は多い。県は「(11日は)たまたま感染者がゼロとなっただけ。引き続きの対策をしてほしい」としている。

10日時点で県内感染者は累計2345人。このうち79人が入院など療養中で、重症1人、中等症21人。これまでに確認された県内の死者は39人となっている。

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