諏訪市 上諏訪駅周辺まちなか再生推進着手へ

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まちなか再生に向けた官民連携の取り組みが始まるJR上諏訪駅周辺の街並み

諏訪市は2021年度、同市のJR上諏訪駅周辺のまちなか再生推進事業に着手する。産学官の多様な人材が集う「エリアプラットフォーム」を形成し、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地や市文化センター周辺、諏訪湖畔の上諏訪温泉を含めたエリア一帯の未来ビジョンを2カ年計画で策定する。21年度一般会計当初予算案に事業費を計上した。

上諏訪駅周辺では、駅東口に19年に市駅前交流テラスすわっチャオが入る商業ビル「アーク諏訪」が完成。西口方面では柳並線が今年4月にも開通し、西口から諏訪湖を望む景観が誕生する。市は、西口交通広場を「交通結節点」として整備するための調査研究も進めている。

7月には旧東バル跡地(諏訪湖イベントひろば)の整備に向けた基本計画を策定。23年度は諏訪湖周サイクリングロードや中央道諏訪湖サービスエリアにスマートインターチェンジが完成予定で、駅周辺へのアクセス向上が見込まれる。水辺空間を生かして地域活性化を図る「諏訪湖かわまちづくり」も進む。

まちなか再生推進事業は、個別に進む事業やプロジェクトを有機的につなげ、市民と目指すべき方向を共有しながら、官民連携でまちづくりを進めるのが目的。産学官の人材を集積したエリアプラットフォームをつくり、エリアの将来像を明確にした未来ビジョンを策定した上で、ビジョンを実現する人材や投資を呼び込む「自立・自走型システム」の構築を目指す。
 
21年度は国の補助を活用し、約200万円の予算でプラットフォームの形成に取り組む予定だ。対象エリアは立地適正化計画の都市機能誘導区域(175ヘクタール)とする方針で、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)や信州地域デザインセンター(UDC信州、長野市)の協力を得ながら、進めていく考え。

金子ゆかり市長は「コンパクトシティの中核となるエリアをどのようにリフォームしていくか。交通や景観、観光、人の交流や健康長寿などが議論のテーブルに乗り、計画として見えてくることを期待したい」と話している。

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