新型コロナ 県の感染警戒レベル2に引き下げ

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県は12日、県独自の新型コロナウイルスの感染警戒レベルを全県で3(警報)から2(注意報)に引き下げた。11日まで1週間の新規感染者数が人口10万人当たり0・83人とレベル3の基準(2・5人)を下回り、保健所管内別で6圏域では新規感染者が確認されていないため、「第3波は収束しつつある」とした。一方で政府の緊急事態宣言は継続しており、変異株の感染が県内でも報告されているため、阿部守一知事は12日の会見で「引き続き注意を」と県民に呼び掛けた。

感染警戒レベルは6段階で県が独自に設定し、昨年11月24日に全県を3に引き上げた。その後、圏域や特定の市、村によっては5(特別警報Ⅱ)まで引き上げた。今月11日までレベル4(特別警報Ⅰ)だった北アルプス圏域とレベル5だった白馬村でも直近1週間の新規感染者は北ア圏域5人(うち白馬村4人)と減少。11日午後8時現在の実質病床使用率も12・7%にとどまっている。

会見でレベル2への引き下げを発表した上で阿部知事は感染の再拡大を懸念し、緊急事態宣言が発出されている地域への往来を控えることや会食では感染防止に十分注意することなど、対策の継続を県民に求めた。県民一人ひとりが感染防止のための適切な行動を自ら考え実践する「感染リスク10分の1運動」を2月下旬から始めるなど、県として取り組みを強化する考えも示した。

ウイルスの変異株について県は、複数の感染者が出ている事例の中から一部の検体を抽出して検査し、変異株の疑いがあった場合は国立感染症研究所で解析する対応を取っていく。

停滞している経済対策では、飲食店へのアクリル板配布や財政的支援、SNS(インターネット交流サイト)を使った県民ぐるみでの応援、県民向けの宿泊割引やスキー場リフト券割引などを行っていく。

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