高島小148年ありがとう 閉校記念式典

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「高島小148年の感謝の会」で記念ミュージカルを披露する高島小児童たち

諏訪市の高島小学校は13日、閉校記念式典「高島小学校148年の感謝の会」を同校体育館で開いた。在校生とPTA、同窓会などから約300人が出席。総合的な学習「白紙単元」やミュージカルの発表を通じて、「諏訪の教育の源」を担ってきた148年の歴史を振り返り、感謝の気持ちをささげ、4月に同校校舎で開校する「上諏訪小学校」につなぐことを誓った。

式典は「いのちのうた」の全校合唱で開幕。閉校記念事業実行委員会の小平祐市実行委員長は「校歌の歌詞『諏訪のみなもと』にあるように、高島小は諏訪地方の教育推進の中心的役割を果たしてきた。閉校は寂しいが、子どもたちが力強い源になり、質実剛健の気風を新校に継承してほしい」とあいさつした。

6年生で児童会長の児童が「高島小最後の卒業生になれたことは誇らしく、感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの人がつないできた伝統や歴史や文化をつないでいってほしい」と願いを込め、来賓の金子ゆかり市長が「未来につながる希望の節目にして」と励ました。

続いて、クラスごとに白紙単元の学習成果を披露する「けやき発表会」と、3~6年生45人でつくる合唱団のミュージカル「わたしたちの空~2020~」が行われた。合唱団は休校中に感じた友だちと歌える喜びや感謝の気持ちを、オリジナル曲や元気いっぱいのダンスで表現した。

矢島作朗校長は「新型コロナウイルスで3カ月休校になり、全校で集まることができない状況だったが、本当によく頑張った。みんなが認め合い、支え合って素晴らしい発表、式典ができた。148年続いた高島小がここにある。素晴らしいたすきを受け取ることができた」とたたえた。

最後は全員で校歌を合唱。式典の様子はインターネット上でライブ配信され、約120人が見守った。同窓生でお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんがビデオメッセージを寄せ、子どもたちを喜ばせた。

同校は1873(明治6)年に「柳口学校」として開校し、児童数の戦後ピークは1951(昭和26)年の2365人。70年代に始まった白紙単元は先進的な学習として全国に知られた。現在の児童数は208人。市は少子化に対応し教育環境の充実を図るため、高島小と城北小を統合し、城南小の一部通学区も加え、上諏訪小を開校する。隣接する上諏訪中との小中一貫教育を始める。

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