2021年2月16日付

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昨秋から連載してきた伊那市内の専門店を紹介する企画が終わり、少しほっとしている。この間、飲食店や物販店などを週に1店のペースで訪ね、取材してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の第3波と重なり、どう紹介すればいいのか…と悩み続けた5カ月間だった▼連載は伊那商工会議所と本紙、地元ケーブルテレビの共同企画で、商工会議所会員店舗の情報を新聞紙上とテレビ映像、動画配信を連動させて発信した。異なる媒体がそれぞれの得意分野を生かすことで情報の受け取り手の幅が広がり、より効果的に伝えられると考えた。ある意味これもウィズコロナ時代の連携といえるかもしれない▼2年前に本紙上伊那版で行った連載の第2弾だったが、前回とは環境が全く違っていた。多くの店が新型コロナの影響に苦しみながらの商売で、テークアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)を行い、他店との連携を模索するなど、新型コロナ収束後の経営を前向きに考えて今を頑張っていた▼取材をしてみると、興味深い連携がいくつかあった。料理店とのコラボレーションで和菓子の新製品を作った菓子店があった。ジャンルが違う複数の飲食店が一緒にデリバリーサービスを始めた例もあった▼きっかけはどれもコロナ禍を乗り切るための工夫だったと思う。だが、意欲ある店主たちの発想と連携の実績はコロナ収束後にもきっと役に立つだろう。

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