地震に備え連携 駒ケ根市が総合防災訓練

LINEで送る
Pocket

倒壊した家屋から救助訓練に取り組む駒ケ根市消防団の団員ら

倒壊した家屋から救助訓練に取り組む駒ケ根市消防団の団員ら

駒ケ根市は28日、2016年度の地震総合防災訓練を市内各地区の自主防災組織を中心に行った。メイン会場の南割区(JICA駒ケ根訓練所グラウンド)では、初期消火や救助、炊き出しなど実践的な訓練を繰り広げ、万が一に備えて市民の防災意識の高揚や関係機関の連携強化を図った。

訓練は同日午前8時、駿河湾沖を震源域とするマグニチュード(M)8・0程度の地震が発生し、市内では震度6弱を観測、家屋の倒壊や道路の破損、山崩れなど甚大な被害が出たとの想定。各地区の自主防災組織を中心に、住民の安否確認などを行った。

メイン会場には南割区民をはじめ、市や関係機関から約300人が参加。消火器とバケツリレーによる初期消火、土のう作りなどさまざまな訓練を実施した。救護訓練では倒壊した家屋の下敷きになった人を助け出す方法を実習。チェーンソーやのこぎり、自動車用のジャッキなどを使い、安全に救助する手順を学んだ。

市赤十字奉仕団(平澤孝文委員長)は自衛隊と連携して炊き出し訓練を行い、持ち寄った野菜で夏野菜カレー約300食分を調理。一部は食べられる食器を使って参加者に振る舞い、災害時での有用性を確認した。

訓練後、災害対策本部長の杉本幸治市長は「いざとなれば被災しながら復興に当たらなければならず、厳しい中での対応となる」と指摘。災害時は「自主防災組織の果たす役割が大きい」とし、住民の協力を求めた。

おすすめ情報

PAGE TOP