点字機械苦心の力作 駒工電気科の生徒3人

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点字機械を製作した生徒たち

自動で点字を打つ点字機械の製作に取り組んできた駒ケ根工業高校(駒ケ根市)電気科3年の生徒3人による試作品発表会が17日、同市中央のこまがね市民活動支援センター・ぱとなであった。社会福祉施設に寄贈して、手動で点字を打つ人の負担を和らげることができればと、苦心しながら作り上げた力作。製作に関わってきた市内の企業や福祉グループなどが、「地域を巻き込んでの取り組みが一つの形になった」と喜びの声を上げた。

生徒たちは課題研究で、市内の企業からの提案を受け、名刺用の点字機械の製作に着手。駒ケ根点字サークルに点字の打ち方を教わってきた。点字機械の開発は、市えがおポイント事業推進協議会からの助成金も受けた。

圧縮空気エネルギーを動力に制御技術を活用して、自動で名刺に点字を打つ点字機械。台座には、団体名や氏名など最大75文字を想定し、計450個の穴を設けている。操作時には穴にピンを差し込み、紙をセッティング。空気圧で点を打っていく仕組み。ただ、圧力不足などから一度で最大3文字しか表現できず、実用する上では未完成。生徒らは後輩たちに研究を引き継ぎたい考えだ。

「福祉にも興味があった」という生徒(18)は「使う人の安全面を考えながら製作した。就職先で良いものを作り、たくさんの人に喜んでもらえるようにしたい」と話した。

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