辰野町と信大農学部 森林資源活用で協定

LINEで送る
Pocket

森林資源活用などの連携協定書を交わす武居町長(左)と藤田学部長

辰野町と信州大学農学部(南箕輪村)は18日、町内の森林資源の活用や保全に関する連携協定を結んだ。町有林の開放による研究推進、現場指導などの相互協力を通じて、町特産のマツタケの増産やドローン(小型無人機)を用いた森林情報の共有など、実効性のある取り組みにつなげていく。

町は町有林でマツタケ増産プロジェクトを進めており、昨年以降に農学部から受けている指導協力を充実させるなどの狙いで協定を依頼。同学部も研究フィールドの拡大や人材育成といったメリットを踏まえて快諾した。

具体的活動では、マツタケ増産プロジェクトに同学部の山田明義准教授や学生が参加し、専門的見地から生育環境の整備方法などを指導。信大所有の高性能ドローンの映像も生かし、松くい虫によるアカマツ枯損の早期発見や処置につなげる。町は町有林の一部を実験林として開放する。協定期間は3年で更新可能。

町役場で協定の調印式があり、武居保男町長は「町は山林が面積の86%を占め、森林行政は担い手不足も含め課題が多い。高度技術と経験を持つ信大との協力体制は心強い」と期待。藤田智之農学部長は「地域に根差す大学として、教員の知識を活用してもらう良い機会。さまざまな活動や研究が実を結ぶよう、町と手を携えて取り組みたい」と述べた。

おすすめ情報

PAGE TOP