外来診療午前と午後に 諏訪日赤が二部制検討

LINEで送る
Pocket

諏訪赤十字病院(諏訪市)は4月から、外来診療で午前の部と午後の部に分けて診療枠を設定する「外来診療体制の二部制」を導入する考えを、18日に同病院で開いた第2回経営審議会(会長・金子ゆかり諏訪市長)に報告した。外来診察室や中央採血室の効率化、職員の働き方改革の推進、新型コロナウイルス感染症防止対策の向上を図る。

審議会で梶川昌二院長が報告した。診療枠のガイドライン(指針)を作成し、ルールを明確化して二部制の導入を目指す。現在、ワーキンググループ(作業部会)を立ち上げてさまざまな検討を進めている。

現状だと、午前中に外来診察や検査などが集中することで、外来患者の待ち時間が長時間化し、待合室の混雑が常態化している。外来スタッフは午前の診療が長引くことにより休憩時間を確保できないという課題がある。二部制を導入した場合、午前と午後の間にスタッフの休憩時間を1時間設ける。

合わせて検査日を診察日とは別の日に設ける「診察日前検査」の検討も進めている。患者にとって通院日は増えるが、病院内で検査結果が出るのと診察を待つ時間が省けるため、院内での滞在時間が減る。待合室の混雑が緩和され、感染症対策にもつながる。

審議会では、外来診療の二部制の実施や新入院患者の増加などを重点目標とした同病院の新年度経営計画案を審議し、承認した。

おすすめ情報

PAGE TOP