諏訪湖の水に鳥インフル 周辺10㌔重点区域

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県は19日、岡谷市の諏訪湖で14日に採取された水から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたと発表した。環境省は採取地点の周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。県は区域内の野鳥の監視を強化し、県内の家きん飼養者と養鶏関係者に防疫対策の徹底を求める。県家畜防疫対策室が同日までに県内で100羽以上の鳥を飼育する施設に 確認したところ異常は確認されなかったという。

県鳥獣対策ジビエ振興室によると、信州大学と鳥取大学が共同で実施した検査のために採取した水を鳥取大で検査し、環境省から県に結果の報告があった。採取場所は横河川河口付近という。

県は野鳥監視重点区域で県鳥獣保護管理員などによる巡回監視を行い、死んでいる鳥がいないかなどを調べる。県内の家きん飼養者734戸すべてに注意喚起の情報を発出した。ウイルスが見つかった水の採取地点付近の消毒も予定している。

家畜防疫対策室によると、野鳥監視重点区域内に鳥の飼育施設は6戸あり、うち2戸が100羽以上を飼育しているが、異常は確認されていない。

環境省の発表によると、高病原性鳥インフルエンザの検出は昨年10月から今回を含めて 全国各地で合計51例が報告されている。県は昨年11月から死体が発見された野鳥は検査しており、これまで検査した17羽はいずれも陰性だった。家きん農家には12月に法に基づく一斉消毒を行い、消石灰の配布を続けている。

県では「感染した鳥との濃厚な接触など特殊な場合を除き、通常では人には感染しないと考えられている」とし、冷静な行動を呼び掛けている。一方で、死亡した野鳥を見つけた場合は素手で触らないよう求めている。さらに野鳥のふんが靴の裏や車両に付いてほかの地域へ運ばれる恐れがあるため、野鳥に近づきすぎないよう注意喚起している。

県内では2016年12月、県の検査でコハクチョウやオオバンに 高病原性鳥インフルエンザ の可能性が疑われたが、国の検査で陰性だった。

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