諏訪地域の3店が「うごく蕎麦屋さん」

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キッチンカー内に設置された押し出し式の製麺機

諏訪地域の飲食店3店が協力し、地元産のそば粉やたまりみそを使ったそばを売りにしたキッチンカー「うごく蕎麦屋さん」を出店する。コロナ禍で飲食業が停滞するとともに食材を納める生産者も打撃を受ける中、販路拡大につなげようと企画したもので、車内で製麺した十割そばなどを提供。「切りたてそばを出すキッチンカーは全国初」(関係者)といい、23日には下諏訪町の赤砂崎公園(右岸公園)で初の営業に臨む。
 
共同出店するのは諏訪市諏訪1のそば店「十割蕎麦そばや」代表の長崎圭祐さん(38)と岡谷市長地小萩のそば店「石挽そばやわかば」店長の山田智教さん(45)、諏訪市豊田の中華料理店「ぱおず屋陽太」店主の星野陽介さん(35)。キッチンカーによる販売は昨年5月、コロナ禍による飲食店の営業自粛のさなか、需要が落ち込む八ケ岳産そば粉の活用を目指す長崎さんの呼び掛けで動き出した。
 
キッチンカーは県の「飲食・サービス業等新型コロナウイルス対策応援事業」を活用し、300万円の助成を受けて製作。岡谷市南宮の自動車修理業みすづ自動車の協力を得て中古の2㌧トラックを改修し、車内に設置する押し出し式の製麺機は下諏訪町西鷹野町の金属加工機械専門メーカーセンターパーツに製造を依頼した。
 
車両は県諏訪保健所の許可を受け、今月完成。車内では事前に用意したそば生地を注文を受けてから製麺し、地元産たまりみそのつゆで提供する。このほかソバの実やたまりみそを混ぜたあんをそば粉入りの皮で包んだ「信州小籠包」も販売する。

すでに県内外から出店の依頼があるといい、長崎さんは「産地としてのそばの味と、諏訪地域の技術を全国に発信できれば」と期待。今後は車内でそば生地作りからの作業を行えるように設備を改良していく予定といい、将来的には「フランチャイズ展開を目指す」と夢を膨らませる。

23日の出店時間は午前10時~午後3時。小盛りのぶっかけそばを1杯100円で提供するほか、「信州小籠包」3個入りを460円で販売する。

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