車中泊旅行の増加期待 赤砂崎公園に電源

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赤砂崎公園右岸広場駐車場に設置したキャンピングカー向けの電源設備

長野県下諏訪町は、同町赤砂崎公園右岸広場駐車場にキャンピングカー向けの電源設備4基を設置した。3密を避けて旅行ができる車中泊旅行者の増加につなげようと、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を活用。駐車場を拠点にした町内観光を促し、経営に打撃を受けた飲食店や観光業者の支援を図る。

町は2019年、キャンピングカー販売のエル・ティーキャンパーズ(本社諏訪市沖田町、牛山哲也社長)と、同公園左岸の駐車場で全国のキャンピングカー利用者が集うキャンプイベントを開いた。約100台が集まり、参加者にアンケートを取ったところ、八ケ岳や諏訪湖を臨む景色を楽しみながら車中泊をしたいという希望が多く、公園内に車中泊のための場所を設けてはどうかという要望が寄せられた。

電源設備は駐車場の湖側に設置した。コンセントとキャンピングカーの差し込み口をコードでつなぎ、車載バッテリーを充電する。牛山社長によるとキャンピングカーの多くが冷蔵庫や家庭用エアコンを搭載している。バッテリー半分を使ったタイミングで充電するのが最良だといい、旅行の際はこまめな充電が必要だという。

20アンペア、100ボルトの設備を4基設置。設備の鍵は町が管理し、利用希望者に貸し出す。牛山社長によると、諏訪地域には民間によるキャンピングカー向けの電源設備は複数あるが、行政が管理する設備は初めてで、「全国的にも珍しい設備。観光客の増加に大きく期待できるのでは」と話す。

事業費は約578万円。工事は六協(同町)が請け負った。新年度からの利用開始を予定している。宮坂徹町長は「こうした設備は都市部からの需要があると聞いている。快適に公園や水辺エリアを使ってもらいたい」と話している。

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