三色ズッキーニ好評 JA上伊那

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先駆者として三色のズッキーニを丹精して育てる田畑さよ子さん(左)と智子さん

先駆者として三色のズッキーニを丹精して育てる田畑さよ子さん(左)と智子さん

JA上伊那は今月から、都内の百貨店「三越伊勢丹」に、彩りも豊かな三色セットのズッキーニを出荷している。品質や珍しさなどで付加価値を付け、首都圏の富裕層などを中心に消費を見込む。従来からある緑色に加えて黄色、若草色(オリーブ)の三色を1袋に梱包して販売。価格は通常の1・5倍だが、好調な売れ行きをみせている。

特色ある農産物で他の産地と差別化を図りながら上伊那産の消費拡大を図ろうと、同JAが伊那市と協力して今年から始めた新規事業。三色ズッキーニが第1弾で、1日20袋を出荷して同百貨店系列の高品質スーパーで取り扱っている。

生産者は同市富県北福地の田畑さよ子さんと嫁の智子さん。田畑さんはズッキーニを作り始めて16年のベテランで、同JA春富支所の小出順誠さんからの提案で今年から三色の栽培に取り組み、15アールの畑で約700株を育てる。収穫は9月20日ころまで続く。

「評判が良ければ、さらに生産する人も増えてくるはず。だからこそ、最初に取り組むものとして、より良いものを作ろうというプレッシャーもある」と田畑さん。ズッキーニは風や雨に弱く、さらに色(品種)によって扱い方も違うため、今までよりもさらに細心の注意を払って作業する日々だ。

一般的に生産されるズッキーニの9割は緑色。小出さんは「三色のバリエーションによって購入した人たちの評価は高く、リピーターも多い。今後も販売先と調整しながら生産や販路、アイテムの拡大なども図っていければ」と期待した。

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