工業メッセ リアル展示会とオンライン併用で

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諏訪圏工業メッセの新実行委員長に選任された細田秀司・茅野商工会議所会頭(左)と岩波寿亮前委員長

県内最大の工業見本市「諏訪圏工業メッセ」の実行委員会は25日、10月の開催に向けた第1回委員会を諏訪市高島のRAKO華乃井ホテルで開き、従来型の「リアル展示会」とインターネット上に特設サイトを開く「ウェブ展示会」を併用した「ハイブリッド展示会」を開催する方針を決めた。併用による相乗効果に期待を寄せる。新実行委員長には茅野商工会議所の細田秀司会頭(76)を選任した。

昨年10月に開催予定だった工業メッセ2020は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止し、代替企画として「オンライン商談会」(2020年11月16日~21年1月21日)を実施したが、アクセス数は1万6980件と伸びなかった。出展者アンケートでは「オンライン商談会は効果なかった」「リアル展示会であれば出展する」「リアルプラスオンラインのハイブリッド型を検討してほしい」などの意見が寄せられたという。

事務局側も「オンライン商談会は、経費を掛けずに実施できるが、商談につなげるにはハードルが高い」と総括。今年は諏訪市の諏訪湖イベントホールに展示ブースを並べ、来場者同士が直接商談できる19年までの「リアル展示会」形式で実施する方針を提案し、了承された。

さらに手探り状態の中で実施したオンライン商談会の経験を生かし、改善を図った上で、リアル展示会のプレイベントの位置付けで8月上旬ごろから10月末ごろまでの約3カ月間、「ウェブ展示会」を行い、企業情報を発信する案も了承された。

今年のメッセは10月14~16日に開催予定。昨年、コロナ禍の中での開催を目指して策定したガイドライン(指針)を基に準備を進める。従来と比べ、開始、終了時間をそれぞれ30分、計1時間短縮し、午前10時から午後4時まで(最終日は午後3時まで)とする。来場見込みは19年実績を1割ほど下回る2万5000人、募集小間数は450小間とした。

細田実行委員長は「リアル(展示会)とオンラインの併用はいい形だと思う。諏訪圏の技術力の発信と認知力の向上につなげていきたい」と語った。

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