漬物石作り「石工」体験 伊那でイベント

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石工の道具を使って漬物石作りに取り組む参加者

石を細工する職人「石工」の体験イベントが27日、伊那市のいなっせで開かれた。約10人が参加し、石を割ったり削ったりする道具を使って漬物石を作った。

同市は江戸時代に活躍した職人集団「高遠石工」のゆかりの地。これまで石仏を鑑賞するイベントはあったが、石工自体を体験するイベントは少ないとして、市地域おこし協力隊の松井伸一郎さん(34)が企画した。

林石材工業(辰野町)の石材一級技能士・職業訓練指導員林正礼さん(50)の指導で、輪切りにした直径20センチ、厚さ6センチほどの石を漬物石に加工した。石の寸法を測って中心を決め、墨で円を書いた後、円に沿って周りの余分な石を削り落とした。

先端が刃のようになっているハンマー、コヤスケを割りたい部分に当て、小型のつち、セットウでコヤスケの頭をたたいて石を割った。最初は大きく切り落とし、円に近づくにつれて力加減を調節しながら仕上げた。

同市高遠町から参加した女性(36)は「自然の石が相手なので難しいけど面白い。うまく割れると気持ちがいい」と夢中になっていた。松井さんは「予想以上に楽しそうでよかった。今後も開いていければ」と話した。

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