繭ひな人形で火災予防啓発 岡谷消防署

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岡谷消防署入り口に展示されている繭玉のひな人形。春の火災予防運動をPRしている

春の火災予防運動(3月1~7日)に合わせ、岡谷消防署は「火無祭」と銘打ち、蚕の繭で作ったひな人形などを岡谷市の同消防署入り口に展示している。介護老人福祉施設さわらび(同市西山)の利用者と職員が手作りしたもので、ひな壇にはひな人形15体のほか、消防団員の人形18体が並び、火災予防運動をPRしている。運動最終日まで飾る。

市民に火災予防運動への注目を高めてもらおうと、昨年から市内の団体に協力を呼び掛けて実施している。今年は、6年ほど前から同市の岡谷蚕糸博物館から譲り受けた蚕を飼育し、収穫した繭を使った手芸に取り組んでいる同施設に人形制作を依頼した。

人形は、昨年6月から蚕を飼育して8月ごろに収穫した繭を使用。色付けした繭玉を組み合わせて骨格を作り、顔に目や口など書き入れ、7カ月かけて完成させた。このうち消防団員の人形は、団本部やそれぞれの分団の旗を付けるなど細部にもこだわった。

早出徳一施設長は「消防署の皆さんにはいつも救急搬送でお世話になっている。ぜひ火災予防の啓発に役立ててほしい」と期待。大下彰一署長は「施設の皆さんの善意に感謝し、市民の防火意識向上に努めていく」と話している。

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