空き家予防に理解深める 藤森さん講演

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諏訪市が開いた空き家予防セミナー

諏訪市は27日、空き家予防セミナーを同市の駅前交流テラスすわっチャオで開いた。市空家等対策協議会委員で司法書士の藤森智明さんが「スッキリ!空き家のあれこれ」と題して講演。定員を上回る約20人が受講し、空き家の予防策に理解を深めた。

藤森さんは総務省が2018年に行った住宅・土地統計調査を基に、「長野県の空き家率は19.5%で、5軒に1軒が空き家の計算になる」と説明。空き家を放置すると地域の防災力や防犯力が低下し、環境衛生上の問題や風景・景観上の問題にもなる―と指摘した。

国土交通省が19年に行った空き家所有者実態調査から、空き家になった原因の最多が相続による取得であることも説明し、「空き家予防には相続人による売買や賃貸、生前贈与、家族信託などがあるが、家屋の所有者が認知症になると難しい。空き家予防対策は所有者が元気なうちに行いましょう」と呼び掛けた。

空き家の処分に必要な遺言書の重要性や成年後見人制度と家族信託の違い、生前贈与による相続税も解説し、「空き家対策で困ったときは司法書士や空家等対策協議会に相談してほしい」と話した。

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