木製玩具製品化 箕輪の企業と短大生共同開発

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完成したモクチャを手に喜ぶ飯田女子短大菱田ゼミの学生たちと塩澤信之社長(左)

釣具の木製ルアーを製造するヒットコンポジット(箕輪町中箕輪)は、飯田女子短期大学(飯田市)幼児教育学科菱田博之准教授ゼミの学生の協力を得て、乳幼児期から安全に楽しめる木製玩具「MOKCHA(モクチャ)」を製品化した。4年間にわたる共同開発。実際に園児や親子に使ってもらう中で、木のぬくもりを感じながら子どもたちが独創性を伸ばすおもちゃに仕上げた。当初は13種類を受注生産で販売する。

ルアー製造で培った木の曲面を生かす立体加工技術などをほかにも生かせないかと考えたヒット社の塩澤信之社長(60)。2017年度に玩具の開発に着手し、保育を学ぶ学生から現場で感じた意見などを取り入れる形で進めた。

菱田ゼミでは、飯田市内の子育て支援施設や保育園などで継続的に玩具のモニター調査を実施。形、大きさ、色などを変えて試作を繰り返し、子どもたちが何に興味を示し、かつ丈夫で安全に遊ぶことができるか検証した。

「遊ぶ中で壊れることもあり、どう耐久性を持たすかなど試行錯誤した」とゼミ生の中山ほのかさん。同じく原愛咲さんは「おもちゃを握ったり、転がしたりと子どもたちの遊ぶ工夫は尽きない。保育士になる4月からの仕事に生かしたい」と話した。

モクチャは、振ると中の鈴が鳴る「ガラガラ」や、積み木ができる「ツリー」など、幼い子どもの手に収まる大きさで用意。塩澤社長は「子どもたちは大人では予想もつかない遊び方をする。自由に楽しみ木の持つ優しさを感じてもらえれば」と期待した。

価格は2000円前後を中心にそろえており、今後も種類を増やしていく予定。問い合わせは同社(電話0265・79・9775)へ。

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