中川村内ブッポウソウ飛来 過去最多15ペア

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中川村などの住民有志でつくる野鳥保護の会「ブッポウソウの里の会」(伊佐榮豊会長)は30日、今年のブッポウソウ村内飛来数を発表した。今季は営巣したつがい11ペアと他4ペアの計15ペア、30羽を確認。過去最高の飛来数に達したことが分かった。

同会によると、今季は5月2日に同村四徳地区で親鳥の初飛来を確認。その後、営巣が始まり、目視による観察で11ペアが計約40羽のヒナをかえしたことも分かった。営巣8ペア、飛来3ペアの計11ペアを確認した昨年に比べ、今季は4ペア増えた。

同会は今春、県環境課の資材提供を受けるなどして昨年より10カ所多い村内計41カ所に巣箱を掛け、親鳥を迎える準備をした。同会副会長で県希少野生動植物保護監視員の初崎津釣さんによると、昨年までは見られなかった地域で営巣を確認。「生息範囲は広まっている」と保護活動の手応えを実感する。

一方で、来季は営巣割合が高い四徳地区でリニア中央新幹線工事に伴う県道の改良工事が本格化する。初崎さんは「四徳大橋付近の監視活動を強化し、工事関係者と情報交換をする中で保護活動に当たりたい」と述べた。

中川村のブッポウソウは現在、東南アジア方面に向けて渡りを始めた。9月中旬ごろまでに親、ヒナ鳥の全てが旅立ち、この中から来春再び営巣に訪れる鳥が現れるとみられている。

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