「イーナ・ムービーズ」新作 そば編撮影

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そば打ちの撮影に取り組む柘植伊佐夫さん(右)ら

そば打ちの撮影に取り組む柘植伊佐夫さん(右)ら

伊那市が新たに制作するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」のそば編の撮影が30日、同市高遠町の高遠閣で行われた。地元の「芝平そばの会」の女性メンバー5人が協力し、そば打ちの模様を収録した。市は観光振興の一環として「信州そば発祥の地」をPRしており、秋の新そばイベント「5週連続ぶっとおしそば三昧」に合わせて、9月中の完成を目指し、10月初めごろから首都圏などで放映する予定だ。

「イーナ―」は、移住定住促進に向けて伊那市の魅力を発信する狙いで、これまでに春、夏、秋、冬編を制作。同市出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが総合プロデュース・監督を務め、「なつかしい未来」をコンセプトに、映像を見た人がどこか懐かしいと感じる情景や歴史、伝統文化を、子どもたちや住民の活力あふれる豊かな表情とともに表現している。

映像は首都圏のJRの列車内や中京圏のテレビコマーシャルで放映したほか、インターネットの動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開。同サイトでは当初目標を大きく上回る再生回数を記録した。

そば編ではこうした実績も踏まえ、「信州そば発祥の地」のブランドイメージの定着と市の知名度アップにつなげたい考え。同市には奈良時代、修験者が山間の寒冷地でも育つ一握りのそばの種を置いていき、やがて信州一円に広まったという言い伝えがある。柘植さんは生活に深く根付き、食文化として定着してきた歴史を、「行者の旅」というイメージを絡めて映像化する構想という。

この日は女性たちがそばを打ち、ゆでて食べるまでの一連の流れを撮影。これまでの作品と同様、せりふはなく、映像と音楽だけで構成する内容で、カメラマンがひたむきにそばと向き合う女性たちの姿を収めていた。

柘植さんは「この地ではそばが生活の一部になっており、女性たちが米を炊くのと同じようにそばを打つ姿が印象的だった。歴史まで見えるようで面白かった」と手応えを感じていた。映像はロングバージョンが2分~2分20秒ほど、ショートバージョンが15秒と30秒の予定。

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