空き家をゲストハウスに 久林、上吉原さん

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ゲストハウス開業を目指して、DIYで古民家の改修を進める久林さん、上吉原さん夫妻(左)

飯島町の地域おこし協力隊で活動する久林申弥さん(42)、上吉原香里さん(39)夫妻が、同町七久保の空き家を「DIY(日曜大工)」で改修し、ゲストハウスを開業しようと取り組んでいる。美容師でもある2人はハウスに美容サロンも併設し、癒やしと旅の宿として多くの人が交わる施設にしたい考え。28日にはDIYによる住宅改修を学ぶイベントを開き、専門家の指導で一緒に作業する。

空き家の利活用と起業を支援する町の「チャレンジショップ」事業とも連動し、年明けからJR七久保駅近くの築40年の木造空き家のリノベーションに着手した久林さん夫妻。自分たちの夢をかなえるだけでなく、情報発信もして、同じように移住や空き家の活用を希望する人たちのモデルにもなりたいと意気込む。

美容師として米国で働いていた時に同じ職場で出会った2人は、さまざまな人種の人たちが暮らすシェアハウスで共同生活。生まれも言語も違う人たちが自然と仲良くなれる空間に今までにない心地よさを感じ、ゲストハウス開業の夢を育んだ。

その志を胸に帰国後の2019年4月に協力隊員に着任し、久林さんはアウトドア事業、上吉原さんは都市農村交流を担当。余暇には共通の趣味である登山やマウンテンバイク(MTB)などアウトドアスポーツを満喫しながら、自然豊かなこの地で準備を進めてきた。

28日のイベントは現場を公開し、床張りや壁の造作など素人では難しい工程について職人の指導を仰ぎながら、参加者と共に作業を進める。夫妻は「私たちのようにDIYで家の改修などをしたいと考えている人もいるはず。プロに学べる貴重な機会。関心がある人はぜひ一緒に体験してほしい」と呼び掛ける。

7月の開業を目指すゲストハウスの屋号は、米国で自然保護の父と言われた人物から取って「Muir(ミューア)と名付けた。「自分に戻れる場所。社会的立場を忘れ、自分をニュートラルにできる空間にしたい」。コロナ禍が収束し、多くの人と出会える日を2人は待ち焦がれている。

28日のイベントに関する問い合わせは町魅力デザイン係の久林さん、上吉原さん(電話0265・86・3111)へ。

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