JICA駒ケ根訓練所で実習 県看護大3年生

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ワークショップなどを通して、海外への理解を深めている県看護大3年=JICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所

県看護大学(駒ケ根市)で国際看護学科目を受講する同大学の3年生13人が、同市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所などで海外や地元について理解を深める実習が3日から3日間の日程で始まった。新型コロナウイルス感染症の影響を受け海外での看護実習を取りやめたことに伴う代替実習の一環で、同訓練所や青年海外協力協会(JOCA)などが協力。学生たちはワークショップなどを通して、多角的な視点や問題解決能力を育んでいく。

計画では2月に約10日間の日程でカンボジアを訪れ、現地の看護現場を視察。保健医療システムや看護の実情について学ぶ予定だった。同大学の望月経子教授によると、コロナ禍に伴う代替実習は1月下旬に開始。「国際理解を深める上で環境的に恵まれた」地元の利を生かし、駒ケ根市の国際協力友好都市のネパール・ポカラ市の病院をオンラインで視察したり、同訓練所で語学研修を受けたりした。

3日からの実習プログラムは、同訓練所や同協会などが作成。ワークショップを通して、持続可能な開発目標(SDGs)や発展途上国の課題などについて理解を深める。初日は、同訓練所スタッフの看護師が、青年海外協力隊員としてラオスの病院で活動したことについて講話。「死生観や看護観が変わった」と学生たちに伝えた。

海外勤務に関心があるという松崎美優さん(21)=伊那市=は「カンボジアに行けなくて残念だが、今回、身近に素晴らしい訓練所があるのを知ることができた。異文化に触れながら自分の住んでいる場所について知るのが楽しみ」と期待していた。

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